先日の決算発表の翌日に上げて、3日連続で大きく下がっていますね。決算前に上昇していたので、好決算の出尽くし下げでしょうか?
とある情報網から、求人関連はまだまだ伸びる余地あり!と個人的には思っています。ただ、直近で3日も大きく下げてるから言うわけではないのですが(株なんて、上げる日もあれば下げる日もあるんだし)、どうしてもウォンテッドリー(3991)には手を出す気になりません。今日はその理由をご紹介します。
IPOしてちょうど2年。これだけ下げてもPER200の超人気銘柄ですから、いろいろなところで名前を聞きますし、一応、上場前から新しいWebサービスと言うことで登録もしています(使ってないけど)。
ウォンテッドリーって、ようするに、求人専用のFBじゃないですか。どんだけ仕事好きなひとがやるSNSなん?としか思えない…という個人的感想はおいといて。
その理由は、すべて決算説明資料にあるのです!
上記のような理由から、IPOからウォンテッドリーにはあまり興味が沸かずにいたのですが。いまから2、3回前くらいの決算時期、まったく異業種の株友から質問されて、まあ得意分野ではあるので決算説明資料を見てみることにしました。
今回は、この記事のために、発表したばかりの2019年8月度3Q決算説明資料を見直しながら書いていこうと思います。でも、数字は良くて当たり前なので一旦スルーします。
まず、こちらではウォンテッドリーのターゲットを説明しています。
5番手以降ではありますが、一応、わたしもジャストターゲットです。
改めてターゲットを見ると、スタートアップベンチャー向けの転職ツールと考えればいいようです。
会社すぐ無くなりそう()だし、そういう意味では同じ枠の内で人材をいつまでも回転できて効率がいいかも…。低コストなのも、そういう層にフィットしているでしょう。
まあでも、400万ユーザーのほとんどが休眠だろうけど。
そう、一つ目のポイントはここ!
いまどきのWebサービスでアクティブユーザー数を公表しないなんて、自ら「休眠ユーザーばっかりです」と宣言しているようなもの(偏見)。新資料でも変わっていないですね。
名刺アプリも悪くないんだろうけど、基本的にすべて世界が狭い…。
弊社もこの4月から副業可能になり、最近早速、某小冊子など作らせてもらったのですが。やろうと思えばフリーにもなれるような職種のわたしですら、本格的な副業をできるとは思えないのです。今後、本来の意味で副業が浸透するとは思えません。
あるとしてもせいぜい、いままでこっそりやっていた副業が堂々とできるようになるだけです。
そもそも、このグラフには「価値観の変化」の変化が一切表現されてないことにお気づきでしょうか?さらに言えば、社畜サイドは副業したいけど、経営者サイドは「やるっていわなきゃなあ」くらいに明確な温度差が現れています。
こんな資料、私だったらここでは使いません。
ここに掲載はしませんが、次の「3.リクルートメント・マーケティングが常識に」も必見です。特に後半、何が言いたいかまったくわかりません。切って貼っただけ。資料作り下手くそか!
そして、先ほど「世界が狭い」と書きましたが…
大きな市場資料をひっぱってきてはいるものの…、ウォンテッドリーのユーザー層はプログラマが若干増える余地があるくらいで、正直なところ現状程度でマックスなのでは?むしろこのうち400万人がもう登録済みなの?伸び余地あるの?大丈夫?いろいろと心配になってきます。
いや、もう、ほんとうに。まだ読んだことがないという方は、ぜひ一度読んでほしいです。わたしが気づかなかった突っ込みどころを見つけたら教えてくださいね。