株式投資のメモ

株式投資のリサーチをしていて発見したことをコラムにしています。IRイベントや個別銘柄の個人的レポートなど。頭の整理を兼ねたメモです。※個人の感想です。ケアレスミス多め

AMN(6573)テンバガーへの進捗状況は?最新PRを検証してみる

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PRISMロゴ

個人的にテンバガー候補として注目している銘柄、アジャイルメディア・ネットワーク(6573)ですが…以前も紹介した子会社クリエ・ジャパンの動画事業が、ぼちぼち本格的に動き出してきたようです。

 

前回の記事をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ⇒

www.tiokwnk.work

 

1月中に2本の関連プレスリリースを発表しました。1本目は「NEC 健診結果予測シミュレーション」のOEM販売。2本目はついに、自社サービスの立ち上げです。

 

自社サービス『e-Atena(いー!宛名)』をついにリリース

NEC向けのOEMは、健康診断の結果を個人向けにわかりやすく伝えるという動画です。たしかに、健診結果って数値と説明だけみてもいまいちよくわからないので、動画で分かりやすく説明してくれるのはうれしいなという気はします。

しかし、導入する病院へのメリットがイメージしづらく…どれくらい使われそうなのかな?というのが疑問です。SanSanとかウォンテッドリーあたりがCSRの観点から導入とかしたら、界隈ではやりそう()

 

…うん、NECの企業パワーに期待です!

クリエ・ジャパンが パーソナライズド動画ソリューション「PRISM」のOEM提供開始(2020年1月15日)

 

そして、株価は全く動かなかったけど…これぞ本命!自社サービスの提供が開始となりました。ポイントは何といっても、価格破壊。1,000人分の動画を作る場合、これまでは一人当たり15,000円かかっていたところ、なんと250円になるのだとか。

この金額なら、これまで個人宛の動画作成なんて考えられなかったようなシーンでまで使われるようになると思うんですよね。

 

リリースの実例にもあるように、化粧品通販のプッシュとかは効果が高ければ使われる可能性が高そう。紙のDMなんかと比較したら、コストはいい勝負だろうし。これまでとても同じ土俵に上がることのないコストだったけど、これからは選択肢の中に入ってくるというね。

スターティアHD(3393)のARなんかもそうだけど、これからの広告を担うアイテムの一つに…そこまでいかなくても、そこそこ活用されれば時価総額の桁替え程度はいけるでしょ。

クリエ・ジャパンが 動画制作サービス『e-Atena(いー!宛名)』の提供開始(2020年1月30日)

<提供可能な視聴ログ>
・プレーヤー表示回数
・視聴回数
・完全視聴の有無
・視聴デバイスタイプ(PC、iOS、Android)
・最終視聴日時

効果測定のバリエーションはちょっと少ない…もうちょっと頑張って。いやでも、そもそも個人に送ってるわけだから「誰が」をわかってるから別にこれでいいのか。

 

こちらの2本目のリリースは、日経新聞でも取り上げられました。全く話題になってないけど。

アジャイルメディア系、属性に応じ動画作り分け-日本経済新聞(2020年1月30日公開)

 

株価のほうは昨年末の台湾ネタと15日のリリース前から煽られていて、どちらも1,000円ちょっとまで上昇した後、全体相場の下落もあってまた戻しています。30日のリリースこそ本命なのに、煽り屋の企業価値を見る目はどうなってんのかな!と。

まあ、NECにサービスを認められたという意味では15日のリリースのほうが外的評価が上がった感じがするけど。リリース出る前に煽られてたからなあ。

 

また、台湾ネタの後にはもともとの本業が不調で下方修正をして下げてますが、煽られてあげた分倍返しした程度の下げでした。現状の小さな変動に対しては、800円台くらいが居心地いい感じなんでしょうね。その位置で時価総額18億しかないしね。

 

数字でるまでは、煽りでJCしないでくださいねー!

 

10倍で180億…新しい事業がそこそこうまくいけば、十分狙えるラインです。台湾ネタも面白そうだなと思っているので、また数字が少しで始めたくらいに検証してみたいと思います。

紙WEB問わずDM配信の知見は多少あるけど、海外のSNS事情はもちろん小売り事情とかはなにもわからないので。