そろそろ決算期に突入しますね。そこで今回は、これから今週中に決算を迎える銘柄のなかで、個人的に多少でも知っているものに絞って見どころを検証してみようと思います。そして、実際の決算後に追いかけたいもののみ記事化…完璧な計画です()
本当は「明日の~」ってやろうと思ったら、知ってる銘柄が思った以上に少なかった…3銘柄です。ちょうどいいんじゃないでしょうか。
エイトレッド(3969)
書類を電子化して業務効率を改善するソフトの販売をするエイトレッドは、働き方改革、SaaS関連の銘柄です。ライセンス販売からクラウドへの移行を進めていましたが、この移行が予想以上にスムーズに進み、2019年3月期の決算は上方修正をだしていたにもかかわらず、さらに大幅に上振れして着地しています。株価は半年間で約2倍になりました。
今週発表する決算は、2020年3月期第1四半期決算となります。
2019年3月期本決算の説明資料をみているのですが、ちょっとそれぞれ2種類あるソフトとクラウドの関係性がわかりにくく、挫折しそうです。企業サイズで分かれてるのか、ソフトとクラウドで分かれててそれぞれ最終的に移行させるつもりなのか、明確にしてほしい…。
チャーンレート(離脱率)はたしかに1%以下ですが、3%以下を目指すのはBtoCサービスの場合では…?ベースにするべき情報が間違っている気がします。
だめだ!4つのサービスの関係性の把握に挫折しました。今度の日経IRフェアで聞いてこようと思います。決算の見どころは…わかりません。進捗確認()。
レッグス(4286)
キャラクターカフェの運営等を行うレッグスは、ディズニーとの提携を発表して以降、株価が暴騰。今週発表の2019年12月期中間決算に先立って、7月18日に、営業利益が約1.5倍となる上方修正を出しています。
第一弾となる『シュガー・ラッシュ:オンライン』が4月19日からの期間限定。7月20日からは『トイ・ストーリー4』スペシャルカフェを実施しています。
その詳細の情報を確認して、今期の最終決算を占うような目線となるでしょうか。むしろ、今後は以前のゲーム銘柄のように、何のカフェをやるか発表するたびに一喜一憂となるのかもしれません(妄想)。
参考:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社のキャラクターコンテンツを使用したグッズ販売コーナーと期間限定のスペシャルカフェプロデュースに関するお知らせ
バリューコマース(2491)
ヤフーの子会社でアフィリエイト広告を運営するバリューコマースは、2019年12月期中間決算を発表予定です。4月24日に発表した第1四半期決算で、同時に通期の上方修正を出して株価が上昇したものの、その後、ヤフーの広告掲載基準の発表のほか、コンセンサスやレーティングなどの影響を受けて株価は不自然に低迷しています。
ヤフーの広告掲載基準については、広告費をかけてまでアフィリエイトをしていた悪質なサイトがヤフーの広告域から撤去されるという話。個人的な見解としては、アフィリエイトには直接的な影響はないと判断しています。
参考:広告掲載基準「広告の有用性について」判断基準変更のお知らせ - Yahoo!プロモーション広告
コンセンサス予想がなかなか高いので、今回は営業利益で2,500百万円あたりをクリアできるかどうかに注目しています。(ほんとうは、ほかの2銘柄でもこういう結論だしたかったんだけど…)
調べることが多かったので、結局いつも以上に時間がかかりました…。
これらの銘柄の決算結果については、また随時、おいかけていきたいと思います!