今日は、投資関係ではない友達とイベント参加前にお茶をしていたのですが、また3…?4割くらい投資の話しをしていました。何のハナシにも付き合ってくれる友達って素晴らしいですね()。
彼女に以前あった時、スタジオアタオの財布を使っているのを見て、その魅力がまったくわからないわたしに解説してもらったことがありました。それで今日も、話の流れでスタジオアタオの株価をみることになったのです。
株友の間でも時々話題に上がるので、直近決算で爆下げしていたことはなんとなく知っていたのですが…何しろ商品に興味がないので、深く調べたことはありませんでした。
そこで今回は、ちゃんと調べればスタジオアタオの成長鈍化が事前にわかったのかどうかを、ブログを書きながら検証してみようと思います。
その前にまず、わたしが彼女から聞いた、スタジオアタオの商品の魅力(プラスアルファ)について紹介します。
・3万円前後という手頃な価格なのに本革を使用している
・中身をたくさん入れてもかさばらない薄さで、どんな鞄にも入る
・小銭の出し入れしやすさなど、計算し尽くされた使い勝手の良さ
・親世代へのプレゼントとしても最適
・使い勝手に魅了されたリピーターが多い、3年くらいで買い換える
なるほど…わたしの財布も本革で3万円程度だけど、たしかに、それなりに大きな鞄でないと入りません。でも、デザインが気に入ってるんだよなあ。
という、わたしの財布の好みはさておき。「ところで、なんで直近の決算で株価が爆下げしたの?」ということで、業績の進捗を見てみました(株やってない子と一緒にいて、なにやってるの…)。
なるほど、前期と比較して進捗が厳しいね。目標達成できるのか?という判断になったのでしょう。…でも、ちょっと待って?前期も1Qはすごいけど、徐々に利益を下げていませんか。
アパレル小物なので季節性はあるかもしれないけど、こんな徐々に減っていくもの?
ああ、毎年1Qが圧倒的に高いのね。決算期が2月だから、財布や鞄は春に新調することが多いせいかな。それとも、新作のシーズンとか?小物でも一般的には、S/SとA/Wとの2回はあると思うけど、もしや年1回なのか?
財布やバッグは、クリスマスとお正月にも売れそうなイメージがあるので、これはちょっと意外でした。12~1月はセールでもするのかなあ…でも、それにしては売上がいまいちです。2019年4Qは、たしかに利益が下げてるけど、売上は伸びてるから、判断難しいといえば難しい。
続いて、1年前の2018年2月期決算説明資料と2019年2月期決算説明資料を比較してみます。これまた、うーん。強いて言えば、新規出店がないこと?
店舗とECのそれぞれの売上構成比とか公開されてれば、もう少し検証できそうなんだけどなあ…。一応、直近2回分の短信には、なんて書いてあるかを確認しておきましょう。
→閉店退店、店舗リニューアル情報くらいしかない
→グーグル広告問題の影響で単価が上がり、予算内で打てる広告が減っちゃった
ふむ。それではここで、お題である検証結果の発表です…!
ダダダダダダ・ダダダダダダ・だん!
なんとなく、ヤバそうな雰囲気くらいは察知できるかもしれない…です。
まあ、本気で言い訳しなきゃいけない数字がでるまでは、会社だって、不調であることを明確に提示したりしないよね?(๑´ڡ`๑)てへぺロ♡
ただし、少なくとも頑張って買いに行くタイミングじゃない、ということはわかりそうです。
成長鈍化も心配なところではあるけど…どちらかというと、書き入れ時に売上伸ばせなかったから、今期の利益は厳しそうだね「売り」のほうが強い印象でしょうか。
こういう方向性で、グーグル広告問題が関係してたのは意外な発見でした。いや、たしかに、影響として考えてはいたのだけど…。どうやらここは、ECの売上が大きそうですね☆