続きです。前編を読んでいない方は、こちらからどうぞ！
5．フィックスターズ
ここは昨年も話しを聞いたのですが、その際は詳しい人にひっついてポイントを聞いただけでした。そのため、正直この日までフィックスターズのエンジニアがどんな役割を担っているのかよくわかっていませんでした（でも、昨年のおかげでポイントがわかっていたので、それはそれで良しと思ってます）。
簡単に説明すると、フィックスターズは半導体のバージョンを追いかけるというかなりニッチなエンジニア集団です。必然的に、どうしても受託がメインとなる反面、ほかにできるところがないのでデータの高速化はここに頼む以外に手段がありません。
今後、AI技術が広がれば広がるほど、フィックスターズの存在感は大きくなりそうです。目先に大きな変化はなさそうですが、技術の進化によって成長ポイントが現れる可能性はあるのかなと思います。もしくは、一億倍になるという量子コンピュータの活用タイミングになってくるのか。でも、現状では基本的に、案件と人材次第になるのかなあ…。
現在の注目案件は、自動運転の画像処理スピード40倍、ヘルスケア画像処理スピード832倍ということです。
ちなみに、量子コンピュータは現在4種類あり、すべて言語が違うのだそうで。それをソフトウエアで自動化するのが役割なんだそうです。ちょっとよくわからないので、表現間違ってたらごめんなさい（）
6．JBCC
ここも昨年話しを聞きに行った記憶があるのですが、昨年の知識レベルでは何も理解できていませんでした。ワイルド7覚えてる…かろうじて（）
JBCCのポイントは、結局のところそのワイルド7につきるのですが。中でも特に成長している分野に絞って、いろいろとヒアリングをしてきました。
まず、直近の上方修正の要因は過去最大の大型案件である、予備校のシステム開発を引き受けるに至ったこと。これを引き受けることができたのは、10年に及ぶアジャイル開発で実績を積んできたからだそうです。今後も大型案件を受ける下地ができたということになるでしょうか。
ヘルスケアの領域は電子カルテを中心に、プラスアルファの方向へ伸びているということです。ワイルド7の他領域と連携し、勤怠管理や医療会計、セキュリティ、スマートウォッチによる高齢者向けのバイタルデータ管理などなど…ということです。
また、セキュリティはこれまで24時間365日監視をするだけだったところから、サイバー攻撃を分析して対策する組織作りに移行しているとか。ちょうどこの話しを聞いている最中に、AWSのサイバーテロ疑惑のある不具合もあり、世界に認知度の低い「おれのクラウド」の需要が高まったりして…などと妄想しました。
※このAWSの不具合は後ほど別企業に話しを聞いたところ、あれ、もう忘れちゃった…けど気温の上昇によるサーバの不調とかそういった方向性の要因だったそうです。しかも、Twitterなどでもウワサされていたように、最初にサーバを跨がって運用できるように手当をしていなかったところに障害が起きたのだそうです。
その手当をするには、それほど大きなコストがかかるわけではないということでした。
（補足のお話は、サーバーワークスの方から伺いました）
7．ブロンコビリー
こちらは2年くらい前に話しを聞いて以来の参加です。その後、帰省した際に久しぶりに食べに行ったのですが…お肉の味がいまいちだったので昨年はスルーしました。何年前かに食べたぶどう牛はとてもおいしかった記憶があるんですけどね。
ところが、昨年話しを聞いた人が「いい！」と言っており、新しいブランド牛が話題になったという話しも聞いたので、改めてミニ会社説明会を聞いてみることに…。
安くておいしい牛肉を求めて、2018年6月に出会ったというウルグアイビーフが19年2月、19年ぶりで輸出解禁となりました。船便輸入期間（60日）を経て、約3ヶ月後の5月27日に発売を開始しています。ところが、この解禁のニュースとともにメディアで多数取り上げられ、売り切れとなってしまったのだそうです。このウルグアイビーフが、9月に再開する予定なのだとか。そうなってくると、しばらくの間、月次が好調になる可能性は高そうです。
ここの業績はひとえに、お肉のヒットにかかっているような気がします。とはいえ、現状のままだと成長は時流にかかるところが大きそうなので、限界はあるのかなと思いますが…。
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