久しぶりのブログ更新です。
8月中に消化しなければいけない有給休暇が残っていたので、金曜は会社をお休みして日経IRフェアへ行ってきました!
前日は会社の不思議な飲み会があったので、朝起きる体力がなく、昼前くらいにゆるっとビックサイトに到着。駅前のドトールで軽食(主にコーヒー目的)を取って会場へ向かいました。
そこから終了までに回った全13社について、今回は一言メモをまとめたいと思います。
1.グルメ杵屋
まずは前哨戦…と思ったのだけど、結構面白い話が聞けました。低単価の飲食はいま結構来てるので、何かあるかなーと。
うどんは利益率が下がっているのに、そばの利益率がそれほど下がっていない理由を確認すると、そばはちょい飲み客層が見込めるため、夜の客単価が高いのだそうです。
それに対し、うどんは省人店舗「noo-don」で対策しているということでした。この店舗では、人材が10→5人に半減、食品ロスの対策にもなっているそうです。昨年10月から導入し、現在436店舗展開しているのだとか。
※この店舗数と導入時期はnoo-donを聞いたつもりだったんですが、サイトをみると1店舗しかありません…何の話しなんでしょう?気が向いたら調べてみたいと思いますw
2.エイトレッド
お次はいきなり大本命、決算説明資料を見てもわからなかった情報を補完しに行きました。
今期の成長要因は19年4月からの働き方改革法に対策するため、大手企業がアジャイルワークスを導入したことが原因とのこと。アジャイルワークスは10年間で解約ゼロだそうです。
正直、これ一本で一記事書けるくらいの情報量があるけど、いま高いからなあ…まずは数字を計算しないとなと思いつつ、めんどうで放置しています。主にアジャイルワークスの貢献によるストック性の高さは秀逸ですが、現在の株価の割高さから特需のピークを越えた感、もしくは先が見えてる感はいなめません。誰か計算したいひとー
話しを聞いたのに、じゃがりこ貰えませんでした(´・ω・`)
3.プロネクサス
二匹目のIRジャパンを求めて。既にメールで問い合わせをしていて結果はわかっていたのですが、せっかくなので直接話しを聞いてみることにしました。
ところが…まず、ミニ会社説明会の内容がまったく株主向けじゃない!
最近のIRイベントは結構、業績と株価だけでおしまいってこともなく、ちゃんと事業内容の説明もしてくれるところが増えてたんですが、ここの内容はむしろ営業用?その後いろいろ話しも聞いたんですが、うん…担当社数が1300社ということだけ書いておきますね。あと、もろもろ電子化されると収益は下がるそうです。
4.宝印刷
ここは最後にいったのですが、前出のプロネクサスと特に近しい同業種なのでまとめて紹介します。
こちらも同じく、二匹目のIRジャパンを求めて。同じ内容で伸びないのはわかっているものの、企業のガバナンス強化関連でほかに何かないもんかなーって思ったんですが…この2社に限ってはないっすね()
担当社数は3700社です。ね?
直接話しを聞いて納得したのは、この数字の差についてでした。ほんとうに聞いたら面白いくらいに誰にでもわかると思うので、IRフェアにいったことない人は、ぜひ体験してみてほしいなと思います。
面白かった話しとしては、ここ3年でESGと財務を併せた統合報告書の需要が、大手企業を中心に高まっているということです。これを作るのは、1社1000万円規模なので受託すると大きいという話しでしたが、まあ、投資価値が高まるレベルの話しではないですね。
また、有報に記載すべき内容が統合報告書に近づいているということで、他の会社の有報を作る際に便利とも。あとは、総会支援の需要が伸びているということでしたが、これも爆発的に伸びるわけではなさそうです。人員的に1日1社、月3~5社が限界ということです。
なんか、すごく長くなってきたので中編に続きます。
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